昨季から導入されたバッテリー間のサイン伝達に使用される電子機器「ピッチコム」に関して、MLBは25日、今季は捕手からだけでなく投手からも送信できるように適用範囲を拡大した。

MLBが各球団に配布した文書によると、「ピッチコム機器を使用するかどうかは球団ごとに任意であり、選手が完全に自由意思で判断するもの」とあり、「対戦相手が使用しないからといって、その相手がピッチコム機器を使用するのを妨げるものではない」と説明している。

MLBは各チームに少なくとも無線機3個、受信機12個、充電器2個を提供する。

守備側のチームがいつでも使える受信機は5個までで、打者と走者は機器を使用できない。(AP)