MLBは8日(日本時間9日)、ポジション別のベスト選手を選出する「オールMLBチーム」の候補者を発表し、エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平投手(29)がDHと先発投手の2部門で候補入りした。

大谷は今季、投手として23試合に登板し10勝5敗、防御率3・14、167奪三振をマーク。DHとしては135試合に出場し打率3割4厘、44本塁打、95打点、20盗塁で初の本塁打王に輝いた。

DHの候補は他にアストロズのアルバレス、フィリーズのハーパー、ドジャースのマルティネス、ブレーブスのオズナ、アスレチックスのルーカー、マーリンズのソレア、レッドソックスのターナー。先発投手の候補はヤンキースのコールやメッツの千賀ら26人が入った。

同賞は2019年にスタートし、大谷は3年連続で2部門での候補入り。選出はファン投票50%、選考委員投票50%で決められ、米東部時間19日午後8時(日本時間20日午前10時)がファン投票締め切り。1人につき24時間ごとに1度の投票が可能となる。