米ヤフーは26日(日本時間27日)、今季のMLBで「ファンの心を刺激した瞬間トップ10」を発表し、エンゼルスからドジャースに移籍した大谷翔平投手(29)を2項目で選んだ。

1つ目は「大谷翔平が注目を浴び、年俸記録を樹立」。ダブルヘッダー第1試合で1安打完封、第2試合で2本塁打、右肘の靭帯(じんたい)損傷、2度目の満票MVPがあったとシーズン全体を回顧。さらに10年7億ドル(当時のレートで約1015億円)とメジャー最高の契約を結んだことを挙げた。

2つめは「WBCでトラウトを三振」。3月のWBC決勝で最後の打者として対戦し、空振り三振を奪ったシーンを挙げた。「まるでハリウッドの結末のようだった」と映画のような結末だとした。

他に「新ルールが盗塁を増やした」「リアム・ヘンドリックスががんから復帰」「アスレチックスのファンがオーナーに抗議」「ミゲル・カブレラ引退」「レンジャーズが初の世界一」「メッツとヤンキースとパドレスが大金投入も振るわず」「ブライス・ハーパーがナ・リーグ地区シリーズで『いいぞ』に発奮」などを挙げた。

フィリーズのハーパーは、第2戦で走塁ミス。試合後にブレーブスのアルシアが「いいぞハーパー」と口走ったことで発奮。第3戦以降に打ちまくり、地区シリーズ突破の原動力となった。