米アリゾナ州を拠点にするトラベリング・チーム「アジアンブリーズ」は7日、米球界を復帰を目指すトレバー・バウアー投手(33=前DeNA)が10日(日本時間11日)のドジャース戦に電撃参戦すると発表した。背番号は77。先発し3イニング程度を投げるとみられる。

当日はドジャースが春季キャンプを行う米アリゾナ州グレンデールでマイナーの試合が行われ、バウアーは対戦相手になる「アジアンブリーズ」に加入する。ド軍は同日にダイヤモンドバックス戦が予定されており、大谷がバウアーと対戦する可能性は低そうだ。

アジアンブリーズは、世界各国に30人近いプロ野球選手を輩出してきた、春季の限定チーム。同州フェニックスを拠点に3月中旬までMLB傘下の球団などと試合を行い、各自のプロ契約を目指すスタイルで「世界の扉を開く、最高峰のトライアウトプログラム」として活動している。

昨季DeNAで2度の月間MVPを獲得した右腕は現在、MLB復帰を目指して交渉を続けている。開幕まで1カ月を切ったものの今季の所属先は未定。1試合限りになるとみられるアジアンブリーズでの登板も、現状の仕上がりをメジャー球団へアピールするビッグチャンスになる。

今オフはこれまでに、DeNAからオファーを受けていることを明かし、DeNAも引き続き動向を注視している。暴行を受けたと主張した一部の女性とは和解が成立した一方で、メジャー球団は静観を続けてきた。古巣相手の投球で現状を打破することができるのか、注目される。