右肩腱板(けんばん)痛から復帰後2戦目となったドジャース山本由伸投手(26)は、4回4安打無失点と粘りの投球を披露した。毎回先頭打者を許し、常に得点圏に走者を背負いながら、味方の好守もあり、最後までホームを踏ませなかった。3回以降はカットボール、スライダーも織りまぜて粘投。「落ち着いて1人ずつ対戦することを意識した。何とか工夫しながら投球ができたと思います」と淡々と振り返った。

75球の球数制限があったとはいえ、ペース配分の意識はなかった。「どこまで行けるか。元々(配分する)そういう思考にはなってないです」。約3カ月間のブランクがあった一方、ド軍首脳陣はポストシーズンへの準備に重点を置き、慎重に山本の復帰時期を見定めてきた。ただ、山本自身に「逆算」するようなしたたかさはない。「10月は大切ですけど、今の試合も大切。1試合に集中するのはずっと大切にしていることなので」。公式戦の登板予定は残り2試合。万全の状態を取り戻すには、腕を強く振り続けるしかない。(アトランタ=四竈衛)

大谷翔平4打数無安打も2打点で勝利貢献、記録は足踏み 山本由伸は4回無失点の粘投/詳細