イチロー氏(52=マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)が、今後身に付けたいものは「格」だと語った。12日からオリックスグループのインスタグラム「SMILE ON」で公開されるトーク動画「Bar51」の中で、アジア人初の米野球殿堂入りで「箔(はく)」はついたが「格」は身に付いてないと話した。
イチロー氏は「殿堂入りを果たしたことで今後変えたいことは」と問われた。「人の威厳みたいなものは僕にあるとは思えない」と前置きし、今後習得したい方向性を明かした。
「人は箔をつけるのは簡単。今回の殿堂入りは箔が付いただけのこと。僕に格が備わったわけではない。備えたいのは格。それはなかなか身に付かない。探しにいって身に付くものではない。ナチュラルに、いつしか身に付いているものだと思う。棺おけでうつぶせになっている時に備わっていたらうれしいね」。ワインを飲みながら、しみじみと語った。
イチロー氏は11月に「僕はコンプレックスの塊。(自分の)顔面、大嫌いです。明日の朝起きたらディーン(フジオカ)さんの顔になっていたい。無理だから、受け入れて生きていかなきゃしょうがない。元気だから緊張感を保てるけど、死んだ時はできない。ひつぎの窓から顔を見られるのは嫌。ひつぎの中はうつぶせにして」と話していた。



