ドジャース黒田博樹投手(34)が10日、左脇腹の違和感で15日間の故障者リスト(DL)入りした。開幕投手を務めた6日のパドレス戦で勝利投手。2戦目となる11日ダイヤモンドバックス戦の先発に備えてブルペン入りした8日、最後の1球で左脇腹に張りを感じた。9日の精密検査では炎症もなく軽症の診断だったが、トーリ監督に「彼は投げたがっていたが、それは安全ではない」と大事を取りDL入りを説得された。

 黒田は昨年6月以来となる2度目のDL入り。今季の目標に「1年間ローテーションを守る」を掲げていただけに、「他の投手にもチームにも迷惑をかけてしまった。不本意です」と開幕直後の離脱に肩を落とした。最短での復帰は22日(日本時間23日)のアストロズ戦。「当然、そのつもりだし逆算してやる。万全な状態で戻ってくる」と気持ちを切り替えた。