<ブルワーズ4-5ドジャース>◇25日(日本時間26日)◇ミラーパーク

 ドジャース黒田博樹投手(35)がブルワーズ戦に先発し、7回4失点で9勝目を挙げた。7月22日メッツ戦以来、6試合ぶりの白星で、メジャー1年目の08年に並ぶ自己最多タイとなった。

 4回には3連打と犠飛で3失点。6回にも1点を許した。勝てない間は打線の援護がなかったが、この日は打線に救われた。球数が90球を超えた7回には「何とかひと踏ん張り。気合を入れて投げた」と、3者連続三振で締めくくった。

 「むちゃくちゃ長かったですね。あきらめずにやっていればこういうゲームもある」と胸をなで下ろした。24日(同25日)、チームが黒田の保有権の放棄を告知するウエーバーにかけたとする報道があった。周囲は騒がしいが「そういう中でやるのがメジャーなんで。(ド軍に)まだチャンスはあると思うんで、それがなくなるまではここでやりたいなと思います」と話した。(ミルウォーキー=水次祥子)