ロッテが1回、日本ハム大谷から3点を先取した。

 まずは2死三塁で、アルフレド・デスパイネ外野手(29)が中前に先制打を放った。高めに抜けたフォークをコンパクトに捉え、「シーズン最初の打席でいい仕事が出来たね。昨年も自分の打席ではほとんどストレートが来ていなかったから、変化球を狙っていたよ。狙い通りだね。待ちに待った開幕。俺はウズウズしていた。この雰囲気が最高。興奮が止まらないよ」と話した。

 さらに、2死一、二塁で、井上晴哉内野手(26)が左翼線に2点適時二塁打を放った。高めのフォークを引っ張り、「開幕戦ですが、オープン戦と同じような気持ちで打席に入ることが出来ました。浮いてきたフォークだったので、自分のスイングで捉えることが出来たと思います。打席でフワフワする感じがなかったのは(新人で開幕4番だった)一昨年より成長したと思います。次もしっかり自分のスイングを心がけます」と話した。