プロ2年目のDeNA石田健大投手(23)が、1億円プレーヤーを目標に掲げた。

 8日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、3000万円アップの年俸4800万円でサイン。

 今季9勝を評価され「会社員でありえない。でもまだまだ。野球選手である以上、億を目指すチャンスはある。億を稼ぐためにプロに入った」と、大台を将来的な目標に設定した。

 11月には侍ジャパンに選出されるなど、その能力への評価はチーム内外で高まっている。来季は11勝挙げた山口俊が巨人へFA移籍して抜ける。その穴を、7勝の井納翔一投手(30)と8勝の今永昇太投手(23)を含めた3人で埋めることになる。「3人が『10勝以上しないといけない』という話はした」と、主戦の3人で士気を高めたことを明かした。「2桁は絶対投げたい。背番号の14くらい」。その先に、夢の1億円が見えてくる。(金額は推定)