ソフトバンク今宮健太内野手(25)が12日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約を更改し、5500万円増の1億4500万円でサインした。

 プロ7年目で初の大台突破。球団からは定位置をつかんだ12年以降、5年間、ケガなくレギュラーとして働き続けてきたことを評価されたといい「現状維持か、良くて大台(の1億円)だと思っていた。こんなに頂いていいのかなという気持ち」と、驚きの表情をみせた。

 今宮は今季137試合に出場。打率2割4分5厘、10本塁打、56打点の成績を残し、4年連続4度目のゴールデングラブ賞を受賞。来季は打率3割超えが目標で「来年8年目なので、もうこういう成績はいらない。チームのために何をすべきか考えてやっていきたい」と話した。

 これでソフトバンクの現役野手は内川、本多、松田、長谷川、柳田、中村晃に続き、7人目の大台突破となった。(金額は推定)