阪神ドラフト2位小野泰己投手(22=富士大)が2軍落ちし、開幕1軍から外れる見通しとなった。金本監督から真っすぐを評価され、ローテ候補に挙がっていたが、22日のソフトバンク戦も4回3失点。オープン戦3試合で防御率は6・55まで下がった。香田投手コーチは「長いイニングを投げて、トレーニングとか体力強化とか課題に時間を使ってほしい」と話した。

 小野は「言われた時は悔しかった」と厳しい表情。だが「1軍で学んだことは、変化球の精度が足りなかったことですね。はい上がって1軍を目指したい」と懸命に前を向いた。今後は2軍先発ローの一角で結果を残し、再昇格を狙う。