助っ人3人が勝利を引き寄せ、ロッテ3連戦での勝ち越しを決めた。初回1死二、三塁からゼラス・ウィーラー内野手(30)の3号3ランで先制。3-1の4回1死満塁のピンチで、カルロス・ペゲーロ外野手(30)の好返球でピンチを切り抜けると、その裏、ジャフェット・アマダー内野手(30)の4号ソロで貴重な追加点を挙げた。チームは13年7月27日以来の貯金14。まだまだ加速する。

 盟友の一打に触発され、ウィーラー自身も続いた。初回1死二、三塁。ロッテ佐々木のスライダーを強振した打球は、左翼ポールに直撃した。「いい打球だったがファウルだと思っていた。ボールが粘ってくれた」と笑った。前日、アマダーが初回に満塁弾を放っていただけに「アマダーがチームに勢いを与えていたから、今日は自分が打ててよかった」。友の1発に闘志がみなぎっていた。