ヤクルトが5投手の継投で1点を守りきり、2試合連続で完封勝ちした。

 唯一の得点は、3回に先発した石川雅規投手(37)の三ゴロで挙げた。近藤-ルーキ-石山-秋吉とつなぐ継投で、虎の子の1点を守りきった。

 6回1死二塁で、球数97球の石川から近藤への交代を決断した真中監督は「本当にしびれました。ホッとしてます。石川は本来6、7回を投げてほしいが、球数と相手を見た。絶好調ではなく、何とかしのいでいたので、早めの継投を考えていた。近藤は流れを渡さない、素晴らしい投球でした」と振り返った。