【交流戦】

◆巨人11年ぶり10連敗、オリックス山岡が2勝目

<日本生命セ・パ交流戦:巨人1-3オリックス>◇4日◇東京ドーム

 オリックスは駿太の先頭打者弾で初回に先制。巨人もマギーの適時打で同点としたが、オリックスは3回に2本の適時打で勝ち越し。

 オリックス山岡は初回以降は立ち直り、2回から6回まで無安打投球。巨人宮国も追加点を許さず、中盤スコアは動かなかった。

 巨人が10連敗。06年以来11年ぶりで、球団史上2位タイの記録。オリックス山岡は8回4安打1失点で2勝目を挙げた。オリックス黒木が初セーブ。巨人宮国は6連敗。

◆中日ジョーダン4勝目 楽天4カードぶり負け越し

<日本生命セ・パ交流戦:中日2-0楽天>◇4日◇ナゴヤドーム

 中日は初回2死満塁の先制機で無得点。楽天も2回、無死満塁のチャンスを作ったが中日ジョーダンに抑えられた。

 中日は5回に4連打で2点先制。大島が右前に、ビシエドが中前に連続適時打を放った。ジョーダンは6回無失点で交代。

 中日が継投で逃げ切った。ジョーダンは4勝目。楽天は打線が岸を援護できず、4カードぶりの負け越し。岸は2敗目。

◆ヤクルト6点差追いつき引き分け 西武救援陣が誤算

<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト8-8西武>◇4日◇神宮

 西武は3回1死三塁から秋山の二塁打で先制。さらに2死満塁からメヒアが7号満塁弾を放ち、この回一気に5点を先行した。

 ヤクルト星は5回6失点で降板。2番手成瀬も6回に2ランを浴びた。打線が4回と5回に1点ずつかえしたが、点差は詰まらず。

 ヤクルトは8回、グリーンの2点適時二塁打で追い上げると、9回には山田の7号2ランなどで4点を奪い同点。延長戦となった。

 延長12回、ヤクルトは2死一、二塁と攻めたが、荒木が遊ゴロに打ち取られた。試合は8-8で引き分けとなった。

◆広島4カード連続勝ち越し、中村祐3勝 ロッテ連敗

<日本生命セ・パ交流戦:広島7-1ロッテ>◇4日◇マツダスタジアム

 広島が1回1死二塁から丸の右中間への適時二塁打で先制した。ロッテは2回2死満塁、3回2死一、二塁の好機を逃した。

 広島は4回から6回まで毎回本塁打で5点を奪った。ロッテは先発佐々木が5回4失点で降板。6回まで適時失策の1点どまり。

 広島が終盤にダメ押し点を奪い連勝で4カード連続勝ち越し。広島先発の中村祐は負けなしの3勝目、ロッテ佐々木5敗目。ロッテは今季ワーストタイ借金21。

◆DeNA今永3勝目、2年ぶりソフトバンクに勝利

<日本生命セ・パ交流戦:DeNA5-3ソフトバンク>◇4日◇横浜

 DeNA先発は今永、ソフトバンクは千賀。DeNAは1回、ロペスの10号2ランで先制。今永は3回まで被安打1の立ち上がり。

 ソフトバンクは4回、松田が10号3ラン。DeNAは6回、相手失策と四球で2死満塁とし、戸柱が2点適時打を放ち1点リード。

 DeNAが継投で逃げ切り、連敗を4で止めた。ソフトバンク戦の勝利は15年6月2日(横浜)以来、8戦ぶり。DeNA今永は3勝目、山崎康は6セーブ目。ソフトバンク千賀は2敗目。

◆阪神岡崎延長サヨナラ打!マテオ5勝 日本ハム連敗

<日本生命セ・パ交流戦:阪神4-3日本ハム>◇4日◇甲子園

 阪神が3回に1点を先制した。糸井の右前打と上本の四球などで1死一、二塁とし、高山が中前に適時打を放った。

 日本ハムが6回に逆転した。1死二塁からレアードの中越え適時二塁打で同点。中田の中前適時打で2-1とした。

 阪神は9回、日本ハム守護神増井の制球難から無死満塁のチャンスをつかむと、糸原のニゴロ、原口の適時打で追いつき、延長戦とした。

 阪神は延長11回1死満塁の好機に岡崎が左前へサヨナラ適時打。逆転2ランの前日3日に続き、2日連続のヒーローとなった。阪神マテオが5勝目、日本ハムのエスコバーは2敗目。