立正大(2部1位)が専大(1部6位)にサヨナラ勝ちし、10年春以来、15季ぶりの1部昇格を決めた。同点で迎えた9回1死三塁、主将の河津和也内野手(4年=日大三)が三塁線を破るサヨナラ打を放った。就任5年目の坂田精二郎監督(42)は初の1部昇格。専大は粘り及ばず、14年秋以来の2部降格。

 立正大主将・河津が野球人生初のサヨナラ打を放ち、熱戦を制した。「夢のようです」と10年春以来の1部昇格に笑顔を見せた。社会人野球のシダックス時代には、野村克也監督のもとでプレーし、ID野球を伝授された坂田監督は「日本一を目指して、やっていく」と09年の明治神宮大会以来の日本一を目標に掲げた。