【セ・リーグ】

◆広島3連勝、薮田トップタイ8勝 ヤクルト石川7敗

<ヤクルト2-8広島>◇8日◇神宮

 広島が1回、丸の犠飛で先制。ヤクルトは藤井の犠飛で同点も、広島は2回に会沢の適時打、3回に菊池、鈴木の一発で加点した。

 広島は6回、会沢が右中間へ3号2ラン。菊池が左中間へ、この日2本目となる8号2ランを放った。ヤクルトは先発石川を5回途中であきらめ継投に出た。

 広島は4本塁打で3連勝。先発薮田は11奪三振でハーラートップタイの8勝目を挙げた。ヤクルトは7連敗。石川も初の7連敗。

◆巨人連勝、内海は3カ月ぶり今季2勝目 阪神は連敗

<阪神1-8巨人>◇8日◇甲子園

 巨人は1回、阿部の右翼線適時二塁打と中井の左翼線適時二塁打で3点先制。阪神はその裏、福留の二ゴロの間に1点をかえした。

 阪神先発能見は5回3失点で降板した。巨人は6回に2番手の藤川を攻略し、押し出し四球と坂本の2点適時打で3点を加えた。

 巨人が圧倒し、阪神に連勝した。先発内海は5回1失点で、4月5日DeNA戦以来、約3カ月ぶりの今季2勝目。阪神は2連敗、能見が4敗目を喫した。

◆DeNA大勝&完封、井納4勝 中日5連勝ならず

<中日0-9DeNA>◇8日◇ナゴヤドーム

 DeNAは3回に田中浩、筒香の連続適時打で2点を先制した。中日はDeNA井納の前に3回まで3安打無得点。

 DeNAは5回に桑原の8号ソロ、6回には打者11人6得点の猛攻で点差を広げた。中日は4回と6回の得点圏の走者を生かせず。

 DeNAは大勝で連敗を2で止めた。先発井納は今季4勝目。中日は連勝が4でストップ。2年目小笠原は4敗目を喫した。

【パ・リーグ】

◆ソフトバンク6連勝、日本ハムは16年ぶり借金18

<日本ハム2-5ソフトバンク>◇8日◇札幌ドーム

 ソフトバンクは1回、柳田がバックスクリーンへ3試合連発の23号2ランを放ち、先制。3回にも柳田の適時打で1点を加えた。

 日本ハムは4回、レアードの19号ソロで反撃開始。6回には大谷の安打から好機を広げ、代打田中賢の適時打で1点差とした。

 ソフトバンクが終盤に突き放し6連勝。千賀が7勝目、サファテが27セーブ目を挙げた。敗れた日本ハムは北海道移転後のワーストを更新する16年ぶりの借金18。プロ初先発の井口が黒星を喫した。

◆楽天アマダーV打で貯金23、西武シュリッター2敗

<楽天4-2西武>◇8日◇Koboパーク宮城

 楽天の先発は美馬、西武は十亀。楽天は2回、押し出し四球とペゲーロの適時内野安打で2点を先制。美馬は3回まで無失点。

 美馬は微妙な制球力が抜群で、6回まで被安打2、無失点。十亀も中盤粘ったが、5回を投げ115球で降板した。

 西武は8回、代打山川が右中間へ同点の3号2ラン。楽天はその裏、無死満塁から代打アマダーが2点適時二塁打。貯金23とした。楽天ハーマンが2勝目、松井裕24セーブ目。西武シュリッター2敗目。

◆ロッテ連勝、唐川4勝目 オリックスは4連敗

<オリックス2-6ロッテ>◇8日◇ほっともっと神戸

 オリックスが2回に先制。先頭ロメロの打球を右翼手が落球。マレーロのゴロで1死三塁から中島の犠飛で1点を挙げた。

 ロッテが5回、オリックス松葉の暴投で追いつき6回にバラデスらの適時打で2点を勝ち越し。オリックスは6回裏に1点を返した。

 ロッテは8回2死一、二塁から中村の適時三塁打で2点を奪い、ダメ押し。連勝した。オリックスは4連敗を喫した。

 ロッテ唐川が4勝目。オリックス松葉は6敗目。