巨人が新人の好投で4カード連続勝ち越しを決めた。

 プロ2戦目の先発畠が好投。最速150キロの直球と鋭いスライダーを軸にテンポのいい投球を展開した。

 6回まで62球にまとめた。7回1死一、二塁のピンチも藤井をスライダーで見逃し三振、福田を遊ゴロに仕留めた。完封が見えてきた8回に荒木に2点適時打を浴びたが、文句なしの投球。初勝利を手にし「ウイニングボールは両親に渡したい。これから1勝でもチームのために貢献したい」と笑顔。高橋監督は「今日は直球も変化球も良かった。球数自体少ないということはコントロールも良かったということ」と、たたえていた。