オリックスT-岡田が「秋山打法」で打線を活発化させる。19日、チームとともに東京から仙台に移動。西武秋山からヒントを得た打撃にプチ改造中であることを明かした。「バットの軌道が参考になった。自分も今、取り組んでいる」。6年ぶり出場の球宴で、同じ背番号55のフリー打撃に目を奪われた。7月に入って打撃が下降線でもあり、1学年下の後輩ながら教えを請う形で話も聞いた。

 明日21日から3連戦が控える楽天には、今季1勝8敗1分けと大きく負け越している。「どこが相手だろうと勝つしかない。打ってる相手というのは前向きになれる」と話す選手会長は、今季の同カードで打率4割5分2厘。則本からの2発を含む6本塁打を放っている。昨年まで3年連続3割以上のお得意様だ。チームは後半戦2試合で2得点と低調。Aクラス入りの可能性を広げるため、けん引役として期待がかかる。