阪神福留孝介外野手(40)が、2回に先制の8号ソロを放った。

 ヤクルト先発ブキャナンの5球目、真ん中にきた142キロを強振。バックスクリーンまで運んだ。「打ったのはストレート。イニングの先頭でしたし、まずは塁に出るということしか考えてなかったです。いい感触で、しっかりととらえられました」。

 喜びの表情でダイヤモンドを一周するも、この打席で起こった自打球の影響からか、ベンチに座った際は顔をしかめていた。

 福留は自身11日中日戦(倉敷)以来の1発。先制点の奪取に、敵地に駆けつけた虎党もほほ笑んでいた。