プロ初先発した日本ハム白村明弘投手(25)が4回3安打3失点で降板した。

 初回2死から3番浅村に四球を与え、4番メヒアに先制2ランを献上。3回は1死から1番秋山に三塁打を浴び、2番源田に犠飛を打たれた。「試合前まではずっと緊張していたんですけど、試合に入ってからは投げることに集中していました。ただ、立ち上がりに失点してしまい最初に良い流れを作れなかったので申し訳なかったです」と、振り返った。

 4年目、通算90試合目で初めての先発マウンドだった。試合前に栗山監督が「3回1失点くらいで十分。(2軍戦で先発調整を)1回しか準備させていないから」と、多くは求めていない中で自身最長となる4イニングを投げきり、球数も2軍戦を通じて最多の73球。制球は荒れていたが、踏ん張った。

 白村は「まだまだ課題はありますけど、第1歩を踏み出すことができたと思うので、これからいいピッチングができるように練習していきたいです」と、今後を見据えた。