巨人が3連敗で今季の広島戦負け越しが決まった。先発したドラフト2位ルーキーの畠が6回まで11三振を奪う力投も、2本の2ランを浴びるなど5失点(自責4)でプロ初黒星。5回には2死一塁から二塁マギーの失策で一塁走者菊池に本塁生還を許すなど、守備にほころびも出た。打線も7回阿部、8回長野の適時打による2得点のみに終わった。

 高橋由伸監督(42)は「そこ(5回の失策による失点)もあったし、最後の方もね、プロとして恥ずかしいプレーも出てますから、そういったところをもっときっちりやらないといけない」と引き締めつつ、畠については「ボール自体はそんなに悪い感じはなかった。いいところも出ましたし、まだまだという部分も出ましたし、これから経験を積んで少しずつ良くなってくれればと思います」と成長を期待した。