ソフトバンク松田宣浩内野手(34)が同点の4回、勝ち越しの16号ソロを中堅に運んだ。オリックス先発松葉のカウント2-1からの4球目。真ん中外寄りの142キロの直球を見逃さなかった。

 「久しぶりすぎのいい感触だったので、素直にうれしい」。

 松田にとっては7月7日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来、約1カ月ぶりの1発。久々のアーチにハッスル男も笑顔がはじけた。前日(1日)は延長12回の激闘の末、サヨナラ負け。重苦しい雰囲気を「熱男」が一掃した。続く5回には9番高谷の犠飛で加点。2点差とした。