中日若松駿太投手(22)が7回無失点で約1年1カ月ぶりの白星を挙げた。4月に4試合に投げたが3敗。3カ月以上の2軍生活を経て、復帰2試合目で昨年7月9日以来の勝ち投手になった。

 「自分でチャンスを逃し、前半戦は何もしていない。何とかチームの力になりたかった」とお立ち台で申し訳なさそうに語った。

 初回以外は走者を背負ったが、4回1死一、二塁は中村を遊ゴロ併殺。7回無死一、三塁の大ピンチは犠打、投ゴロ、一飛で切り抜けた。投げている間の援護は1点だけだったが、最後までリードを守った。