【セ・リーグ】

◆広島M25、菊池V弾 ヤクルト・ブキャナン10敗

<広島1-0ヤクルト>◇18日◇マツダスタジアム

 序盤は投手戦となる。広島先発中村祐は3回4安打ながら無失点、ヤクルト先発ブキャナンは3回まで無安打無失点に抑える。

 広島は5回に菊池が13号ソロを放ち、先制する。先発の中村祐は6回5安打無失点とヤクルト打線を抑え、7回から継投に入った。

 広島は継投で逃げ切り、優勝へのマジックが25に減った。先発中村祐は4勝目。今村は23セーブ目。ヤクルト・ブキャナンは10敗目となった。

◆巨人宇佐見プロ1号が延長V弾 DeNA4連勝逃す

<巨人9-7DeNA>◇18日◇東京ドーム

 DeNAは初回1死二塁から筒香の中前適時打で先制点を奪った。先発石田は3回まで巨人打線を2安打無得点に抑えた。

 DeNAは4回に石田が2失点し逆転される。だが6回、梶谷の3ランなど4点で再逆転。巨人はその裏に坂本勇が2ランで反撃。

 DeNAは7回に代打後藤の適時打などで2点を追加。だが巨人はその裏、陽岱鋼の9号3ランで追いついた。同点で延長へ突入。

 巨人は、同点で迎えた10回2死二塁から宇佐見が右翼席へプロ1号となるサヨナラ2ランを放った。3位DeNAと4差に縮めた。巨人カミネロが2勝目、DeNA砂田は2敗目。

◆阪神秋山が初の10勝目&プロ1号 中日は3連敗

<中日4-10阪神>◇18日◇ナゴヤドーム

 阪神は初回、中谷の先制右前打と大山の2点左前打で3点を挙げた。中日の先発鈴木は3回途中、体に異変を訴えて降板した。

 阪神は5回に北條が3号ソロ。6回には秋山のプロ初本塁打となる2ランで加点した。中日はその裏に京田の3号ソロで1点返した。

 4本塁打で2桁得点の阪神は2連勝。7回2失点の秋山が初の10勝目。中日は終盤の反撃及ばず、連敗が3に伸びた。鈴木が5敗目。

【パ・リーグ】

◆ソフトバンク3連勝、東浜13勝 楽天今季初4連敗

<楽天1-4ソフトバンク>◇18日◇Koboパーク宮城

 ソフトバンクは1回2死二塁から柳田の左中間への28号2ランで2点を先制した。先発は東浜は3回まで2安打無得点に抑えた。

 楽天は4回にアマダーの18号ソロで1点差とした。先発岸も立て直し、ソフトバンク東浜も譲らず。投手戦の展開となった。

 ソフトバンクは7回にデスパイネ、松田の2者連続弾で3連勝を飾った。楽天は今季初の4連敗。ソフトバンク東浜がハーラートップの13勝目、楽天岸は6敗目。

◆日本ハムが西武戦連敗8で止める、西武野上は8敗目

<日本ハム4-0西武>◇18日◇札幌ドーム

 日本ハムは、1回1死三塁から大谷の中前適時打で先制。先発メンドーサは3回まで1安打無失点の好投で、中盤に突入した。

 日本ハムは6回1死、大谷の右翼線二塁打でチャンスを広げ、1死二塁から中田の左越え15号2ランで加点した。

 日本ハムは、西武戦の連敗を8で止めた。メンドーサは今季最長7回1/3無失点で3勝目。西武は先発野上が6回3失点で8敗目。

◆ロッテ酒居プロ初勝利、オリックス今季最多借金12

<オリックス2-5ロッテ>◇18日◇京セラドーム大阪

 ロッテは1回、荻野の適時二塁打、鈴木の適時三塁打で2点を先制。オリックスも2回にマレーロの犠飛で1点を返した。

 オリックスのディクソンは2回以降は6回まで1安打の好投。ロッテ酒居も4回から3回を無安打に抑え、リードを守る。

 ロッテは終盤に3点を加え逃げ切り連敗を4で止めた。先発酒居がプロ初勝利。5連敗のオリックスは今季最多の借金12となった。ディクソンは7敗目。