花咲徳栄OBのロッテ根元俊一内野手(34)が23日、母校の甲子園優勝を祝福した。

 楽天戦(ZOZOマリン)の試合前練習中から、試合経過をチェック。

 練習終了後、テレビで優勝を見届けた。「一言でいえば、おめでとうございますというのが一番ですが、選手全員、厳しい練習に耐えてきた忍耐力。甲子園での集中力、精神力。努力してきたたまものだと思います。それに、監督、コーチ皆さんの協力があってのこと。優勝のイメージがすごすぎて、言葉になりません」と感激の面持ちだった。

 根元は、キャプテンとして01年夏の甲子園に出場。それが、花咲徳栄の最初の甲子園出場だったが、2回戦で敗れている。今でも、オフには母校を訪れ、練習している。「僕にとって、高校野球は原点。初心を思い出させてもらっている」という場所だ。

 今季12年目のベテランは「僕も高校野球をやって、今がある。ものすごく刺激をもらいました」と、発奮材料にしていた。