日本野球機構(NPB)は25日、「防災の日」の9月1日に公式戦が開催される6球場で、「備えよう! 防災デー」というロゴが入ったリストバンドと、防災の注意点などが書かれた啓発用のクリアファイルを配布すると発表した。選手も同じリストバンドを着用してプレーする。

 プロ野球の熊崎勝彦コミッショナー(75)は「この『備えよう! 防災デー』につきましては、地震をはじめとする自然災害が発生するこの国において、プロ野球からも防災の必要性を呼び掛けようというものです。災害が発生すると我々球界も選手、関係者そして多くの野球ファンが当事者となる恐れがあります。防災の日は国、自治体、学校やさまざまな団体が防災活動を行っておりますが、野球界もそのお手伝いができれば幸いと考えております」とコメントした。