日本ハムの高卒3年目、太田賢吾内野手(20)がプロ初本塁打を放った。

 4点を先制された直後の3回裏先頭。同学年で甲子園でも大活躍した楽天安楽から、138キロ直球を右翼席中段へ運んだ。「打った瞬間に入った、と思いました。すごく、うれしかったです。ダイヤモンドを周っている間も本当にうれしかっただけで、あんまり覚えていないです」と興奮気味に振り返った。

 太田は川越工(埼玉)出身。14年ドラフト8位で日本ハムに入団し、今季1軍デビューした。高校時代は甲子園出場を果たせなかったが、同世代を代表する右腕から記念の1発を放った。