日本ハムが粘りを見せたが、最後は振り切られた。

 先発石川直が5回7失点で降板。5回終了時で5点のビハインドがあったが、6回はレアードの31号ソロを皮切りに、相手のミスにも付け込んで一気に同点に追いついた。しかし、その裏に2番手の玉井が先頭打者に四球。得点圏に走者を進められ、3番手で登板した宮西が源田に決勝打を浴びた。

 CS進出も厳しい状況で、投打で経験の少ない選手を積極起用している栗山英樹監督(56)は「こういう状況の戦い方は、いろんなことがある」と、悔しい敗戦を受け止めていた。