試合後に優勝セレモニーが行われ、広島緒方孝市監督(48)が熊崎コミッショナーからペナントとトロフィーを受け取った。本拠地凱旋(がいせん)試合を白星で飾ることは出来なかったが、地元のファンとともに場内1周で喜びを分かち合った。マイクの前に立った緒方監督のコメントは以下の通り。

 緒方監督 今季もファンのみなさんの大きな声援が選手の大きな力になり、2017年のペナントを勝ち取ることが出来ました。本当にありがとうございます。

 昨年、25年ぶりにリーグ優勝を果たし、ファンのみなさんとの喜び、パレードでの感激をもう1度と、今季のモチベーションになりました。

 選手は今季も昨年の優勝を自信にし、経験と声援を力に変え、1戦1戦、カープの目指す野球をし、最後まで諦めることなくプレーしてくれました。そしてチャンスでもピンチでも、スタンドを真っ赤に染めてくれるみなさんに勇気の後押しをもらいました。今季もファンのみなさんと共に、勝ち取ったリーグ優勝です。本当にありがとうございました。

 もうひとつの目標があります。次の目標は日本一。さらなる厳しい戦いが待っていると思いますが、シーズン同様カープの野球をし、チーム一丸となって戦い、今度こそ、日本一を勝ち取りたいと思います。