阪神俊介外野手(30)が序盤の攻撃で切り込み隊長としての役割を果たした。

 プレーボール直後の1回、先頭で左中間二塁打を放ち、先制のホームを踏んだ。2回は2死二塁で左腕中川のカーブにタイミングを合わせ、ライナーで右前へ加点タイムリーを放った。「送りバントでチャンスを作ってもらったので、なんとかランナーをかえそうと思い、強引にならず逆方向に打ち返すことができました」。早々とマルチ安打を達成し、まずはチームに勢いをつけた。