巨人の相川亮二捕手(41)が3日、神宮球場で記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。

 今季は正捕手の小林や宇佐見の成長で出番が減り「自分が仕事をする場所がなくなったのが一番の理由。気持ちも体も目いっぱいで追い付かなくなってきた」と涙をこらえながら語った。球団から打診されたコーチ職は辞退したという。

 千葉・東京学館高から1995年にドラフト5位で横浜(現DeNA)に入団。フリーエージェント(FA)権を行使して2009年からヤクルトに、15年から巨人に移籍して23年間プレーした。