巨人池田駿投手(24)が10日、高橋由伸監督(42)に猛アピールを見せた。

 川崎市のジャイアンツ球場で行われた秋季練習2日目のこの日、ブルペンで75球を投じた。当初は60球の予定だったが、15球もオーバー。池田は「(高橋監督に)いいところを見せようというか、より一層しっかりやろうと思って投げました」と笑顔で振り返った。

 ドラフト4位で入団した今季は1軍で33試合で0勝2敗、防御率は3・35だった。「ブルペンの回数も球数も増やしていければ先発もできるし、連日(投げ込みが)できれば中継ぎもできる。使い勝手がいいというか、どこでも任せられるような投手になれればと思っています。10月、11月で課題だったストレートを徹底的にやっていきたい」と、来季に向けた実りの秋にすると誓った。