レギュラーシーズン2位の阪神がDeNAとの接戦を制し、ファイナルステージ進出に王手をかけた。

 序盤から阪神メッセンジャー、DeNA井納の両先発による投手戦となった。DeNAは初回こそ1死から柴田が安打したが、以降は4回まで1人の走者も出せず。阪神は3回2死一、二塁の好機で4番の福留が凡退した。

 DeNAは5回、先頭の梶谷が右前打で出塁。次打者嶺井の時に盗塁を狙ったが、三振ゲッツーでチャンスを広げられなかった。

 試合が動いたのは6回。阪神は無死一塁から、4番福留孝介外野手(40)が中越えに先制の2ランを放った。

 リードを得た阪神は、6回無失点のメッセンジャーから自慢の救援陣にスイッチ。7回をマテオ、8回を桑原、9回をドリスが抑え逃げ切った。

 阪神は残り2試合で1勝するか引き分ければ、広島が待つ18日からのファイナルステージ進出が決まる。