阪神ランディ・メッセンジャー投手(36)が、CSファーストステージ初戦のDeNA戦に先発し、6回3安打無失点に封じた。

 前回登板は今季最終戦の10日中日戦(甲子園)で、この日は中3日での先発マウンドとなった。この日は106球を投じて無四球、4奪三振の好投をみせた。

 「マウンドに上がったからにはやるしかない。6イニングだったけどなんとかゲームを作ることができたし、自分の役割は果たせたと思う。孝介さんのホームランに救われたね」

 右足腓骨(ひこつ)骨折から復活を遂げた男が、意地の投球を見せつけ、チームを勝利へと近づけた。