セ、パ両リーグは17日、最も印象深いサヨナラ打を放った打者を表彰する9、10月の「スカパー! サヨナラ賞」に、広島安部友裕内野手(28)とソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手(31)を選出したと発表した。ともに初受賞。

 安部は、9月5日の阪神戦で、6-7で迎えた9回1死二塁から右中間にサヨナラ2ランを放った。首位攻防戦を制し、マジック12が再点灯し、優勝に大きく近づいた。

 デスパイネは、9月3日の楽天戦で、0-0で迎えた9回2死一、二塁から中前にサヨナラ適時打を放った。ソフトバンク和田、楽天則本の投げ合いで8回まで両チーム無得点の中、貴重な勝利につながった。