海外FA権の行使を決めたオリックス平野佳寿投手(33)が、メジャー移籍決断の早期決着を示唆した。18日、大阪・舞洲での秋季練習初日に参加。「評価してくれる(メジャー)球団があるなら、そんなに(決断に)時間はかからない。自分を必要としてくれるところが一番」。

 残留よりメジャー挑戦が有力視されるが、その方向性がより浮き彫りになった。「西海岸がいいとはよく聞く。今回も行って、気候とか良かった」。今月12日から米ロサンゼルスを訪問。ナ・リーグ優勝決定シリーズのドジャース-カブス戦を観戦し、16日に帰国した。