東洋大が甲斐野央(ひろし)投手(3年=東洋大姫路)の好投で亜大に2対1と雪辱。亜大優勝に待ったをかけた。

 4回から救援した甲斐野は、最初のバッターをフォークで三振に仕留めると波に乗った。ストレートとキレのいい変化球で9回までに12三振2安打で4勝目を挙げた。

「自分のスタイルは三振で、チームに勢いをつけること。今日は追い込んでからは三振を狙っていきました。ストレートだけでなく、スライダー、ツーシーム、フォークといろんなボールで三振がとれて自信になりました」と笑顔を見せた。

 高橋昭雄監督(69)は、「最後まで試合ができるのはうれしいこと。勝って終わりたい。ビシッとやるから見ていてよ」と、意欲を見せた。

 東洋大の春秋連覇か、亜大の昨春以来の優勝か。3回戦は11月4日、16時から行われる。