楽天が30日、Koboパーク宮城で秋季練習を開始した。

 CSファイナルステージで敗退後、初の集合とあって、ストレッチやランニングなどで約2時間、軽めの調整を行った。梨田昌孝監督(64)は「本当は日本シリーズで(本拠地に)帰ってこられたら一番良かったんだけどね」と残念がり、「実りの秋にしたい。実る、実らないは来季の成績になる。しっかり準備して来年の開幕を目指したい」と話した。

 秋季練習中のテーマについては「個々のレベルアップと、次の塁を狙う積極性」を挙げた。就任3年目の来季も指揮を執る。「本当は2年目、今年が勝負の年だったんだけど、前半は良かったけど後半に連敗した。連敗をいかに少なくするかが優勝への近道。去年は9連敗。今年は6連敗と10連敗。連敗しないチームづくりをしていきたい」と来季に向けて底上げを進めていく。