パ・リーグ覇者のソフトバンクは、セ・リーグ3位のDeNAを下し開幕3連勝、2年ぶり8度目の日本一に王手をかけた。

 ソフトバンクがわずか10球で先手を取った。1回1番柳田が3試合連続安打で出塁し二盗に成功。2死三塁から4番内川が右中間へ適時二塁打を放ち3試合連続となる先制点を奪った。

 さらに4回1死二、三塁から8番高谷が中前に2点適時打を放ち3点リードとした。

 DeNAも4回に反撃。1死走者なしから3番ロペスが左越えに1号ソロを放った。続く6回2死満塁、9番倉本の二塁への適時内野安打で1点差に詰め寄った。

 ソフトバンクは先発武田が5回途中で降板となったが、小刻みな継投で2番手以降リリーフ6人を投入。9回は守護神サファテが無得点で封じて逃げ切った。

 DeNAは、日本シリーズで60年大洋、98年横浜時代を通じ本拠地5戦5勝だったが初めて土がついた。