オリックス福良監督が、秋季高知キャンプ(2~17日)を“少数集中キャンプ”にすることを明かした。

 1日、伊丹空港から高知へ向けて出発した指揮官は、キャンプについて「厳しくというよりは、人数を少なくしたので集中的に、個人の能力を上げることができると思う」と話した。今回の参加選手は全部で22人。「人数が多すぎた」という昨年は23人と大差ないが、野手に限れば13人から10人に絞っている。

 今季、多くの出場機会を与えられたものの、十分期待に応えられなかった駿太、若月、西野らや、終盤に先発起用された宗らが参加する。ソフトバンクから8年ぶりに復帰した藤井打撃コーチも「(指導するのが)楽しみですね」と手ぐすねをひいている。もちろん投手陣の底上げも必須。徹底的に鍛えて実りの秋にする。