ソフトバンク中村晃外野手(27)が5回に勝ち越し2ランを放った。デスパイネの犠飛で同点に追いつき、4番内川が左前打で出塁。2死一塁で打席に立つと、フルカウントからの7球目を引っ張った。高めに浮いてきた球を上からたたきつぶした。打球は大きな弧を描き、右翼スタンドに着弾。手をたたいて喜んだ。

 「打ったのはストレート。何とか粘って、後ろにつなげようと思いました。チームが勝ち越し出来てよかったです」と振り返った。15年10月25日のヤクルトとの日本シリーズ第2戦で秋吉から右翼へソロを放って以来の日本シリーズでの1発だった。