野球日本代表の侍ジャパンが9日、稲葉篤紀監督(45)の初陣となる「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(16~19日、東京ドーム)に向けて、宮崎で合宿を開始した。

 出発前には、宿舎で初の全体ミーティングを行った。

 稲葉監督は「いよいよアジアチャンピオンシップが始まります。ジャパンというチームは勝っていかないといけない。第一目標です。そういう意味でも私自身、勝利主義という、まず勝つためにしっかりとやっていくということを皆さんにお伝えしたい。その中で特に野手の方では、打ち慣れない打順とか、いろいろなサインが出るということも想定しながら、この合宿で準備をしてほしい。韓国と台湾というチームはこれからの永遠のライバルチームになる。そういうチームにしっかりと勝っていかないと、2020年の東京オリンピックでメダルは取れないと思ってます。全員で心を1つにして、結束力を持って、ぜひ優勝を目指していきたい」とあいさつ。

 選手を代表してオーバーエージの中日又吉に招集状を手渡した。