巨人高橋由伸監督(42)が12日、期待の大砲候補の岡本和真内野手(21)相手に打撃投手を務めた。

 宮崎での秋季キャンプ第2クール5日目の居残り特打で“対戦”。慶大時代にリーグ戦に登板して140キロ台の直球を投げたこともある指揮官は、制球よく投げ込みながら、体が前に突っ込むフォームの修正部分をチェックした「やっぱり打撃コーチが指導している通り、いいときもあれば悪いときもある。間が取れていないとか。そんなに悪くはないけどね、練習はね。試合でできるかなんだよね」と振り返った。

 岡本は「めったにないと思うのでありがたいです。打ちやすいです、めっちゃ」と感謝。13日の日本ハムとの練習試合に向けては「最後(の実戦)なので、しっかり練習でしていることを試合でできるようにやりたい」と意気込んだ。