中日の選手たちが24日、名古屋市内の小学校を訪問した。球団が毎年続けているイベントで、各小学校でキャッチボールをしたり給食をともにしたり、生徒と交流した。

 柳裕也投手(23)は学校側の希望もあって中村区の「柳小学校」を小笠原慎之介投手(20)とともに訪問した。全校生徒の前で「小さいときから野球を始めて、苦しいときの方が何倍も多く、弱い気持ちにもなった。でも頑張ればヨッシャ~という瞬間があると前向きになると意識している」と、生徒と対話しながら語った。体育館で全校350人と一緒に腹筋をするなど、盛り上げた。

 小笠原は「将来は孫悟空になりたかった」「身長は大名古屋ビルヂングくらい」など、ボケまくって笑いをとった。小5の妹がいる小笠原は「妹と年齢が近いのでしゃべりやすかった」とすっかりクラスになじんでいた。