第46回三井ゴールデングラブ賞の授賞式が11月30日、都内のホテルで行われ、ソフトバンクから受賞した松田宣浩内野手(34)、柳田悠岐外野手(29)、今宮健太内野手(26)、甲斐拓也捕手(25)の4人が表彰された。各選手はグラブ型の黄金のトロフィーと副賞50万円を手にした。

 ベストナインとともに初受賞となった甲斐は「まさか自分がいただけるとは。ビックリでした。肩はもっともっとアピールできるように頑張りたい。来季はこの賞に恥じないように上を目指してやっていきたい」と育成出身の捕手としての初受賞に喜んだ。

 今宮との三遊間コンビとしてリーグ記録を更新する5年連続で選出された松田は、三塁手として6回目受賞はリーグ初。「ケガなく全試合三塁手を守れた。ホットコーナーのサードなので、一番元気を出してやってきた。今宮とともに三遊間でこの賞をとり続けていきたい」と声を弾ませた。

 今宮(5回目)も「1回目とってずっと、この賞を目標にやらせてもらってますが、まだまだ上を目指して頑張りたい。1球の集中力を大事にしてきた。(松田と)2人でどこまで記録を続けられるか、頑張っていきたい」と話した。

 2年ぶり3回目の受賞となった柳田は「また思い出が増えたなと思います。みなさんの足を引っ張らないように集中するようにしてきた。来年もひとつずつ丁寧にアウトを取っていきたい」と笑みを浮かべていた。