3年目の今季23試合に登板し、7勝9敗、防御率3・39の成績を残したロッテ二木康太投手(22)が30日、契約更改に臨み、2200万円アップの4000万円でサインした。

 昨年も7勝9敗だが防御率を約2点も減らした。林球団本部長も勝敗以上に内容を評価。「二木は良かった。先発が思うような成績が出ない中で、だいぶ安定的に支えてくれました。完投数(5完投)も多かったし、助けられた感じがありました」とたたえた。

 二木は23日のファン感謝デーが終わった後、寮を出て1人暮らしを始めたばかり。質問が自炊のことに及ぶと「料理? ヤバイですね。食器とか何もないし。コップ1個しかない。まずは(年俸)アップ分で食器を買わないといけないですね」と笑わせた。

 林本部長は「性格も良い子なので、すくすくと真っすぐ育ってほしい。1人暮らしになるので、みなさんあまり悪いことを教えないようにしてください」とメディアに要請していた。(金額は推定)