今季全143試合に遊撃で先発したDeNA倉本寿彦内野手(26)が5日、契約更改交渉を行い、3000万円アップの7300万円でサインした。

 序盤はなかなか調子が上がらず、自らスタメン落ちをラミレス監督に直訴することも考えたが「信じて使い続けるから」と言われて調子を取り戻した。「監督から『どう始まるかじゃなくて、どう終わるかだ』と言われてきて、それを体現できたかなとは思います」と話した。

 来季は阪神からFA加入した大和がポジション争いに加わるが「優勝を狙うためには必要な戦力。自分は他の選手どうこうではなく、自信をもって(遊撃を)やっていきたい」と話した。(金額は推定)