オリックスから海外FA権を使って米移籍を目指す平野佳寿投手(33)が19日に渡米していたことが20日、球界関係者への取材で分かった。

 代理人のジョン・ボッグス氏と今後に向けて話し合い、獲得に興味を持つ球団の施設や住環境などの視察を行うとみられる。

 平野はメジャー挑戦を表明した際、移籍先の選択について「家族もついてきてくれる予定なので、住みやすい(環境)というのも条件に入ってくるのかなと思う」と話していた。通算156セーブの右腕は今季58試合で防御率2・67。複数球団が関心を示しており、これまでにカージナルス、レンジャーズ、タイガースなどが移籍先候補に挙がっている。