2年目を迎える阪神才木浩人投手(19)が、2018年を飛躍の1年にする。

 昨季は高卒1年目から2軍で先発ローテーションを守り、終盤には1軍で2試合に救援登板。無失点に抑え、自信を手にした。

 「腕を振っていくことだけを考えた。反省するところは、次に生かしたい」。頼もしい19歳が戦力になる。

 秋季キャンプでも1軍に抜てきされ、金本監督が自らブルペンの打席に立って球筋を確認するなど、期待は高い。指揮官は「あのインハイは(打ち返すのが)無理でしょうね。なかなか前に飛ばすのは。実際に試合のつもりでタイミングを取ってみて、高めはファウルになりそうやね。(内角に)平気で来とったね。度胸あるじゃん」と褒めちぎった。

 才木は「開幕ローテーションを狙っています」と強い意気込みで今季を迎える。